カタクリの小径


2024年度「カタクリの小径」公開は中止となっております。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

所在地 黒石市沖浦の雷山
連絡先 (一財)黒石市観光開発公社
お問い合わせ先 0172-54-2358
公開時期 4月下旬~5月上旬(公開期間は発表次第掲載)
公開時間 10:00~14:00頃まで
※開催年によって変更の可能性あり。
料金 入山料500円(変更の場合がございます)
アクセス 黒石ICから道の駅 虹の湖公園まで車で約15分、虹の湖公園出発のシャトルバスに乗り換え。(※変更の場合がございます)カタクリの小径へはシャトルバスでしか入山出来ませんのでお気を付け下さい。

カタクリの花について

 人知れず、ひっそりと山の中で咲いていたカタクリの群生地(約3ヘクタール)を、2001年の春からデビューさせ保護していくことになりました。

 浅瀬石地区財産区(所有者)のご理解とご協力を得て20名位のボランティアで、倒木をよせ、ゴミを拾い、チップをまいて道を作りました。

 その後、青荷温泉のスタッフの方たちが引き継ぎ、ロープを張り、今日に至りました。
カタクリは春の女王とも言われるユリ科カタクリ属の植物です。

 やや湿った所に群生し、鱗茎は長さ5~6cmの筒状楕円形で、地中に深くもぐっています。
 葉は花茎の下部に2個つき長楕円形。葉の表面には暗紫色の斑点があり、紅紫色の花びらは強く反り返り、雄しべは6個、基部近くには腺体があります。その上部に濃紫色のW字の斑紋があります。(中には、一万本に一本といわれる白花カタクリも存在します)

 花後は二ヶ月位で枯れ、来早春まで長い眠りに入ります。
発芽後、花が咲くまで7~8年という長い年月を要し、野生では群生しますが、一度、激減すると再び復活させることは大変難しいことです。

<ご協力とお願い>
・この群落地は専用のシャトルバス以外での入山はできません。
・カタクリの群落地がある雷山は、黒石市の浅瀬石財産区の所有地であります。
・入山料は、多くの方々のボランティア活動による維持・管理に使われています。
・公開日時は天候に左右されますので、事前にご確認下さい。
・小径では、散策路以外の場所へは立ち入らないで下さい。
・花はもちろん山野草や山菜などは持ち帰らないでください。