黒森山浄仙寺

所在地 〒036-0405 
青森県黒石市南中野字黒森下84-3
TEL 0172-54-8644
駐車場
アクセス 東北自動車道黒石ICから車で約20分
文学碑 森の中に散策道があり、そこに郷土の文人たちの文学碑が数多くあります。
備考 境内の一角に喫茶室があります。珈琲とドーナツがお薦めです。

紹介文

 黒森山の中腹にある浄仙寺は、森に囲まれた静かな境内は泉水とあやめの名所です。

 また、森の中には郷土の生んだ文人の文学碑が数多くあり、文学の森と称されています。

浄仙寺の歴史

浄仙寺は、文政7年(1824年)是空行者が開山(黒石来迎寺良諦の弟子)。
寺宝、本尊、阿弥陀如来立像(恵心僧都作と伝えられる)。

是空は中野不動尊境内の洞窟にて断食修行中『これより北の方清泉の湧き出たるところにて修行されよ』との霊告により、黒森山中に至り、清泉(現在本堂脇にある)を見付け、終世陰遁修行の地と定め、後に浄仙庵と号し、明治8年浄仙寺となる。

二世寂導行者は、文政8年(1825年)13才にして是空の弟子となり、専ら浄教を修し、師を助けて当寺の開拓整備に尽力され又学僧としても誉れ高く、92才にて入滅した。
幼少よりよく仏像を彫刻し、一刀彫数千躰に及び、博く信者に施され、遠くは北海道・秋田までも分布されたといわれる。

四世明空は、明治3年教師補を拝命し、寺小屋「黒森学校」運営に専念し、津軽一円より学を志すもの多数ここに学ぶ。政治、経済、有名人多数を輩出している。
明治40年明空本堂を新築。昭和19年火災により本堂、庫裡全焼し、昭和41年本堂を再建し現在に至る。