大川原の火流し

 

日時 毎年8月16日| 午後7時~午後8時
場所 青森県黒石市大川原
主催 大川原火流し保存会
交通 黒石インターから車で約20分
お問い合わせ 〒036-0383 青森県黒石市緑町1丁目187
一般社団法人 黒石観光協会
TEL 0172-52-3488 FAX 0172-53-5032

大川原の火流し

 南北朝時代、96代後醍醐天皇の第8皇子宗良親王を、長年にわたってかくまった信濃の豪族・香坂(高坂)高宗の子孫が、戦いに敗れて大川原に落ちのび、南朝方戦死者の慰霊と故国をしのぶため、約600年前頃始めた精霊流しが起源とされています。
8月16日の夜、集落を流れる中野川で行われ、アシガヤを編み上げた長さ3m弱・幅1.5m・帆柱3mの舟3隻に火をつけ、1隻を5~6人ずつの若者が引きながら川を下ります。大岩にぶつかり、深みにはまるなど、数百mの難コースを必死に流れるさまは、さながら戦国時代をほうふつさせる勇壮な炎の絵巻となって、見る人の感動を誘います。
3隻は、早生・中生・晩生の稲に見たてたもので、燃え方から今年の豊凶を占います。また、集落の人たちの無病息災を祈るまつりでもあります。

大川原の火流しフォト

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