• ホーム
  • »
  • 黒石よされ由来・語源

起源は、山岳宗教が盛んであった500年から600年前で

 

盆踊りの時の男女の恋の掛け合い唄であったといわれています

 

黒石の盆踊りが盛んになったのは、天明の頃(約200年前)

 

境形右衛門(さかいぎょうえもん)という家老がいて、付近の農村から

 

城下町に人を集める商工振興対策として力を入れてからだといわれています

 

そして、幕末の頃黒石の盆踊りは「分銅組若者日記」によると

 

「つつみ・太鼓・三味線その数知らず」とあり、その盛況さがうかがわれます

 

現在黒石よされは、市街地を中心に約3千人余の踊り子たちが流し踊り、

 

乱舞を繰り広げております

 

よされの語源には定説がないが、次のような語源がある

 

・豊作で楽しいときには「仕事をよして楽しく踊りなされ」

・凶作で苦しいときには「このような世の中は早く去れ」

 

上記2つの文句から、

・豊作の場合は「よして」と「なされ」を短く言って「よされ」。

 

・凶作の場合は「世」と「去れ」を短く言って「よされ」。

 

この語源が一番有力である

また、この他の語源を紹介すると

○酒席から邪魔者の与三郎を追い出すため「与さ去れ」

○止され、おかされという羅城門の洒落から出たもので
庄内節の変化などといったものがある